- アームスリーブ(アームカバー)はテニスに効果があるのか?
- 長時間のプレー後に腕がダルくなるため、疲労の軽減を期待して購入
- 買ったのは段階的着圧の【SKINS ESSENTIALS ワンスリーブ】
- 平均的な日本人男性ならXSかSサイズ
- はっきりと効果が実感できるほどではないが、着けることで多少腕が軽く、残る疲労も少ないように感じた。
- 「お守り」的な要素が強く、実際は効果がなく気のせいだったとしても「おしゃれアイテム」としてアリ!?
気になるグッズとして今回購入したのは「アームスリーブ(アームカバー)」です。
杉田祐一選手やミロシュ・ラオニチ選手がプレー中に着用しているのを見て、なんとなく興味を持っていたアームスリーブ(アームカバー)ですが、テニスに効果があるのかを確かめるために購入してみました。
アームスリーブはさまざまなメーカーから発売されていますが、今回購入したのは【SKINS ESSENTIALS ワンスリーブ】です。
アームスリーブを着用しプレーしたところ、はっきりとわかる程の効果ではありませんが、着用した腕が多少軽く感じられ、翌日腕に残るダルさも軽減されたように感じました。
着けないよりは着けたほうがいい!?
目次
アームスリーブ(アームカバー)を買おうと思った理由
- 長時間のプレー後に腕がダルくなるのを防ぎたい。
- テニス用「おしゃれアイテム」としてもアリと思った。
加齢による筋力の衰えなのか、最近は長時間テニスをした翌日に右腕がダルく感じるようになってしまいました・・・
完全にトレーニング不足だな。
せっかくの貴重なテニスの時間、週末2日間ともテニスができる時は2日目もなるべくいい状態でテニスを楽しみたいですよね。
まぁ、誰もが実感できるほど効果があるならみんな着用しているはずなので、当然劇的な効果は期待できませんが「少しでも頼れるなら道具に頼りたい」年齢なので・・・
仮にまったく効果を感じなかったとしても、アームスリーブ(アームカバー)を着けてプレーしているプロ選手もいるので、テニス用の「おしゃれアイテム」としてもアリかなと思い購入することにしました。
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【SKINS】のアームスリーブ(アームカバー)にした理由
- テニスにも効果が期待できそうな「段階的着圧」に惹かれた。
- 片腕用で値段もお手頃だった。
- ロゴがプリントされていないため試合でも安心して着用できる。
- 大谷翔平選手着用モデル・・・
いざネットで探してみると、バスケットボールやランニング、野球向けのアームスリーブ(アームカバー)が多く、テニス用途で発売されているアームスリーブ(アームカバー)は【プリンス ハイパフォーマンスプロネーションアームスリーブ】くらいしか見つけられませんでした。
機能的には申し分なさそうでしたが、もう少し価格が安くテニスにも使えそうなものはないか引き続き探したところ、良さそうなのがありました!
【SKINS ESSENTIALS ワンスリーブ】です。
SKINSといえばリカバリーに着目した「段階的着圧」のコンプレッションウェアで有名ですが、このアームスリーブ(アームカバー)も段階的着圧になっていて、パフォーマンス向上と腕の疲労軽減に効果が期待できそうに感じました。
SKINS公式サイトに掲載されている宣伝文句を読み「さすがにそこまでじゃないでしょ」とわかっていながらも、一層欲しくなってしまうのが悲しい「さが」であります。
大谷翔平選手の要望を反映して商品化したSKINSワンスリーブはスポーツ時に腕に着用することにより、パフォーマンス向上はもちろん、スポーツ後の身体のリカバリーを実現する着圧ウェアです。
「パフォーマンス向上」と「リカバリー」を実現できるのは独自に開発した「スキンズ式段階的着圧」によるものです。運動中の身体に対して、単にきつく締めるのではなく、それぞれの位置に適したレベルの着圧を与えます。また筋肉の振動や怪我のリスクの軽減をサポートし、身体の負担をリカバリーするため、連戦やトレーニングを効果的に行うことが可能です。
SKINS公式サイトより引用
なお、メーカーロゴはシャツの袖で隠れる上腕部に、生地と同色で目立たないように入っているので、試合でも安心して着用できます。
カラーは何かとあわせやすい「ネイビー」を選びました。
価格は【プリンス ハイパフォーマンスプロネーションアームスリーブ】の3,190円(税込)より440円安い2,750円(税込)です。(実際の購入価格は1,375円(税込)でした。)
実はこの【SKINS ESSENTIALS ワンスリーブ】、MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の要望を反映し商品化された「大谷選手着用モデル」なんです。
恥ずかしい話ですが、この「大谷選手着用モデル」というのが購入への「最後のひと押し」でした。
【効果】段階着圧で着用時は腕が軽く、翌日のダルさも和らぐ!?
- インポートサイズなので平均的な日本人男性ならSかXSサイズ
- 上腕部は「ジャガードゴム」になっており、プレー中もずり落ちない。
- はじめは上腕部のゴムがきつく感じたがすぐ慣れた、プレー時はまったく気にならない。
- 着用時はなんとなく腕が軽く感じる。(筋肉振動の軽減?)
- 長時間プレーした日の後半も腕にダルさを感じることはなく、2日目もいいコンディションでプレーできた。
- 「リカバリー効果」は未検証(後日検証予定)
- 紫外線をカットする機能(UPF値50以上)があるが片腕だけじゃ・・・
- 縫い目がどこにくるように着用すればいいのか、パッケージではわからなかった。(結局サイトで調べた)
購入するにあたり、まずは自分の腕のサイズを測りました。
「上腕二頭筋の一番大きい部分の周囲を測ってください」とのことなので、測定の結果は「30cm」で【Sサイズ】でした。
XXXS | XXS | XS | S | M | L | |
---|---|---|---|---|---|---|
上腕二頭筋周囲 (単位:cm) | -23 | 23-26 | 26-29 | 29-31 | 31-34 | 34- |
普段の衣類ではSサイズなんてありえないので、購入前にちゃんと測っておいて正解でした。
ゆるゆるだったら着圧の意味がないですから・・・。
インポートサイズだから平均的な日本人男性ならSかXSサイズなんだにゃ〜
上腕部の端はズレ防止のため「ジャガードゴム」になっています。
初めて着用した時はこのゴムが「結構きつい」と感じたのですが、数分後には気にならなくなりました。
このジャガードゴムがしっかり効いているのか、プレー中にずり落ちてくることはまったくありませんでした。(今後のゴムの伸びが気になりますが・・・)
思っていた以上に長さがあり上腕部分まですっぽりと収まります。
着圧がきついと感じることはなく、腕の曲げ伸ばしの際の違和感も感じませんでした。
長袖のコンプレッションウエアと違って肩周りが自由なので、開放感もあります。
サイズはSサイズでちょうどよく、着用中に生地がたるんだり肘の内側がしわになることもありませんでした。
意外と生地の厚みを感じますが、生地はサラッとしていてプレー中に着けていることが気にならず、汗をかいてもベタつく感じはありませんでした。
なお、素材は本体が【ナイロン77%、ポリウレタン23%】、ゴム部分が【ナイロン50%、ポリエステル34%、ポリウレタン16%】です。
肝心の段階的着圧は、肘から上腕にかけて二股にステッチを入れることで実現しているということです。
着圧による「筋肉の振動の軽減」にどれほどの効果があるのかは正直わかりませんが、着けていると腕がなんとなく軽く感じます。
長時間プレーした日は、後半の腕のダルさがいつもより少ないように感じられ、問題の2日目もいいコンディションでプレーすることができました。
「リカバリー」効果については、一日目のプレー終了後にはアームスリーブ(アームカバー)を外してしまっているので検証できていません。
いずれプレー後用にもうひとつ購入し検証してみたいと思います。
あともうひとつ、紫外線をカットする機能(UPF値50以上)もあるのですが、紫外線(日焼け)対策なら両腕に着用する必要がありますね・・・
片腕だけ白いままなのはさすがにちょっと・・・
性能には関係のないパッケージの話ですが、何かずいぶんあっさりというかそっけないというか・・・あまり物欲を刺激する感じではありません。
「ワンスリーブ 片腕用」と「大谷選手着用モデル」シールの「雑さ」加減がまたなんとも・・・。
雑なシールその1 雑なシールその2
まぁ、パッケージは性能に関係ないので、気を取り直して着用しようと取り出したところ、
「縫い目がどの位置にくればいいのかわからない・・・」
段階的着圧になるように生地が縫い合わされているのですが、縫い目が腕のどの位置になれば正しいのかがわからない・・・
パッケージに貼り付けてあるシールでもよくわからず、SKINSのサイトにある大きめの画像を見てようやくわかりました。
「段階的着圧の効用がある」とうたっている商品なので、その効果がちゃんと体感できる正しい装着方法を、できればパッケージに表示してほしいと思いました。
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【まとめ】今後も着用します。だって着けないよりいいから!
- 着けないよりは着けたほうがいいと感じたので今後も着用します。
- 「お守り」的要素が強いが値段を考えれば購入する価値はある。
- テニス用「おしゃれアイテム」としてはアリ
今回アームスリーブ(アームカバー)を試してみて、劇的な効果が期待できませんが(値段も安いですし)、疲労の軽減については【着けないよりはいい】と感じました。
「パフォーマンスの向上」は・・・どうでしょう、まぁおそらくないでしょう。
疲労の軽減がプレー後半のパフォーマンスにいい影響を与える可能性はゼロではないと思いますが・・・。
正直、心理的安心感というか「お守り」的要素の強いアクセサリーだと思いますが、値段もそれほど高くありませんのでアームスリーブ(アームカバー)を試してみてはいかがでしょうか?
あまり効果を感じられなくても、テニス用の「おしゃれアイテム」としてもアリだと思いますよ!
両腕に着けないと日焼けあとが大変なことになりそう・・・