【ガット(ストリング)】硬く?緩く?テンションを変えるべき4つのタイミング

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基本的に、ガット(ストリング)のテンションは

上げるとボールは飛ばなく

下げるとボールは飛ぶ

ようになります。

では、

テンションはどんな時に上げる、または下げるべきなのか?

今回は、みなさんにとっての「適正テンション」を見つけるためのヒントとなる

【テンションを変えるべき4つのタイミング】

についてご説明します。

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タマ(ノンプレッシャー)

自分にあったテンションでケガ、フォームの乱れを防ごう!

【その1】違うラケットに買い替えるときはガット(ストリング)のテンションを変えよう。

当然といえば当然ですが、それまで使っていたラケットとのスペックの違いによって、「ボールの飛び」が大きく変わることがありますので、ガットのテンションも変えることをおすすめします。

ガットのテンションを上げる(硬くする)
  • フレーム厚が厚くなったとき(例:23mmから26mmに)
  • フェイスサイズが大きくなったとき(例:98から100に)
  • ストリングパターンが粗くなったとき(例:18/20から16/19に)
ガットのテンションを下げる(緩くする)
  • フレーム厚が薄くなったとき(例:26mmから23mmに)
  • フェイスサイズが小さくなったとき(例:100から98に)
  • ストリングパターンが細かくなったとき(例:16/19から18/20に)
注意
軽量、フレームの厚いラケットの飛びをポリガットで抑えることは、打球時の衝撃が大きくなり、手首や肘の怪我につながるのでおすすめしません。
飛びを抑えられる柔らかいナイロンマルチフィラメントガットを少し高めのテンションで張ることをおすすめします。
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【その2】違う種類のガット(ストリング)に変えるときはテンションを変えよう。

ラケットは変わっていなくても、ガットの素材や太さを変えるとボールの飛びに影響があるので、テンションも変更しましょう。

ガットのテンションを上げる(硬くする)
  • 柔らかい素材のガットに変えるとき(例:ポリからナイロンに)
  • ガットのゲージ(太さ)を細くするとき(例:1.35mmから1.25mmに)
ガットのテンションを下げる(緩くする)
  • 硬い素材のガットに変えるとき(例:ナイロンからポリに)
  • ガットのゲージ(太さ)を太くするとき(例:1.25mmから1.35mmに)
注意
ナイロンガットからポリガットに変えるときは、テンションを5ポンド以上下げることをおすすめします。
打球時の衝撃が大きくなる、ボールが飛ばなくなり「りきみ」が出ることによる怪我を防ぐためです。
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【その3】筋力、体力に変化があったときはガット(ストリング)のテンションを変えよう。

日々のトレーニングで筋力がつき、スイングスピードが速くなってきたときや、逆に怪我などで筋力が落ちた状態で復帰するときは、ガットのテンションを変更し、ボールの飛びを調整しましよう。

ガットのテンションを上げる(硬くする)
  • 筋力がつきスイングスピードが上がったとき
ガットのテンションを下げる(緩くする)
  • 怪我などの理由で久しぶりにテニスに復帰するとき
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【その4】季節により気温が大きく変わるときはガット(ストリング)のテンションを変えよう。

夏の暑い時は、ガットが伸びやすくボールはよく弾みますが、冬の寒い時はガットが縮みボールは固くなるため、同じテンションだと「ボールが飛ばない」と感じます。

寒い時期は、いつもよりも弾まないボールをいつもよりも固くなったストリングで打つため、つい「りきみ」がうまれ手首や肘に痛みが出やすくなります。

そのため、秋から冬の気温が下がる時期は、ガットのテンションを3〜5ポンド下げましょう。

ガットのテンションを上げる(硬くする)
  • 春から夏の気温が上がる時期
ガットのテンションを下げる(ゆるくする)
  • 秋から冬の気温が下がる時期
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【補足】ガット張替えの目安はナイロンガットで「最長3ヵ月」

ガットは切れなくても定期的に張り替えましょう。

伸び切って飛びの悪くなったガットは、打球時の振動が多く、またボールを飛ばそうと「りきみ」がうまれ、手首や肘の怪我につながります。

張替えの目安としては、【ナイロンガットは3ヵ月、ポリガットは1ヵ月】です。

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タマ(ノンプレッシャー)

ナイロンガットの場合、切れなくても3ヵ月ごとに張り替えれば、季節(気温)の変化にもバッチリ対応!

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